説明
内容量
10mg 5ml
種類
医薬品
成分
アルドステロン
精製水、塩化ナトリウム、グリセロール、ヒアルロン酸ナトリウム
用法と用量
1日1回、3滴を点耳、もしくは舌下剤として使用
説明
効能・効果
腎臓の集合尿細管と遠位曲尿細管に直接働きかけて規制し、カリウムイオン排泄率を高めることで、腎臓からより多くのカリウムを放出(分泌)。
アルドステロンの補給により聴力が改善。今まで補聴器をつけることくらいしか治療法のなかった老齢性難聴に効果的。その他、AIED(自己免疫性内耳病)やメニエール病が原因で聴力が失われた人にも効果が期待できる。
また、難聴の回復だけでなく、平衡障害などにも効果的。
アルドステロン:聴力損失と健康な血圧のための天然療法
体内塩分濃度と血圧を調節することが知られている、副腎で分泌されるアルドステロンが重要なのは、聴力損失の要因と成り得る電解質であるナトリウムとカリウムを調節して、これらのバランスを保つからです。
感音性難聴と関係していることが多い内耳は、特にアルドステロン濃度に敏感です。アルドステロンの体内バランスが重要なのは、高血圧と疲労によって特徴づけられる、アルドステロンの過剰生産によってカリウムの血中濃度が上昇することで引き起こされるアルドステロン症を見ても明らかです。
さらにアルドステロンレベルは、水分の吸収と消費を調節する抗利尿ホルモン(adh)の機能にも影響することから、体内の塩分や水分とも密接に結びついています。
アルドステロン不足と聴力損失に関する、補聴器や手術の先を見据えた研究を行ってきた米国のジョナサン・ライト博士は、聴力損失や突発性難聴の先駆者である言語聴覚研究国際センター(ICHSR)が行った老人性難聴に関する研究にも関心を寄せています。
カリウムとアルドステロンの濃度が年齢と共に減少することから、老人性難聴との関係が確立されていましたが、アルドステロンの低血中濃度と聴力損失に直接的なつながりのあることが、ICHSR研究チームによって2005年に明らかにされました。58~84歳の男女を対象に聴力検査とアルドステロン血中濃度測定を広範囲に実施した研究では、体内アルドステロン量との関係によって聴力が改善されること、突発性難聴患者のアルドステロン血中濃度が聴覚が正常な人の半分しかないことが明らかにされました。
その後、アルドステロン不足による聴力損失の治療法がライト博士によって開発されるとともに、老化防止ホルモン治療の専門家であるベルギーのティエリー・ハルトゲ博士が、アルドステロンによる聴覚損失に関する類似研究を引き継ぎました。
こういったアルドステロン不足への対処は、老人性難聴の治療にとって大きな進歩であり、補聴器穂に代わる優れた選択肢を与えるものです。
聴力損失の原因
聴力損失の根本的原因は老化現象ですが、感音性難聴や耳鳴りは子供を含めたあらゆる年齢で起こり得る問題です。また、非常に稀ではあるものの、アルドステロンの過剰生産によって幼児性聴力損失が引き起こされる可能性も示されています。
幼児性聴力損失、老人性難聴、方耳難聴、耳鳴りなど、聴力消失の状態は穏やかなものから深刻なものまでさまざまですが、アルドステロンのバランスが年齢に伴う聴力障害と関係しているという発見は、眩暈や耳鳴りを伴う内耳の病気であるメニエール病や自己免疫性内耳疾患(AIED)など、あらゆる聴力障害にとって朗報だと言えるでしょう。
警告
一般的にアルドステロン治療には問題がないとされていますが、手足が浮腫みやすい人や、高血圧を患っている人は、アルドステロンの使用を避けるか、専門医の指導の下でご使用ください。
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。
関税と消費税
1か月分の使用量として、1回の個人輸入で認められているアルドリキッドの個数は2個までです。
医薬品には関税はかかりませんが、製品合計金額を日本円に換算して16000円を超える場合は(日本税関の換算レート)、税関の判断により、消費税が別途で発生します。
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