説明
内容量
100x60mg タブレット
従来のナチュラルサイロイドに比べて錠剤のサイズが大きくなっております。
種類
医薬品
成分
豚の甲状腺由来のサイロイドホルモン
サイロイドU.S.P(米国薬局方)1グレイン(60㎎)[リオチロニン/T3 9mcg、レボチロキシン/T4 38mcg, カルシウム 17mg、マグネシウム、ナトリウム]
ソルビトール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、コリドン、エリーライト、アエロジル、ステアリン酸
用法と用量
医師の指導のもと、低用量から始める事
説明
年齢とともに衰える機能をサイロイドで後押し
甲状腺の機能が年齢とともに著しく衰えることで、さまざまな健康被害が生じてしまいますが、天然あるいは合成のサイロイドサプリメントの服用が、多くの加齢性疾患や長寿に効果的なことがわかっています。
甲状腺の重要性
喉仏の下にある甲状腺から分泌される、エネルギー代謝率や脂肪の燃焼率を管理する、チロキシンというホルモン量が低下すると、集中力の低下、混乱、記憶障害、体重増加、手足の冷えといった症状を伴う、甲状腺機能低下症が誘発されてしまいます。
また、甲状腺の機能が低下することで、腱、筋肉、靭帯、あるいは全身が痛む線維筋痛症や筋骨格系疾患を発症することもあります。
臨床的に甲状腺障害と診断される甲状腺機能低下症の中には、自己免疫の異常から甲状腺に炎症が起きる、90%が女性患者であるとされる、橋本病に起因するものがあります。
サプリメントの服用が必要な人
甲状腺の機能は年齢によって変化するため、定期的に甲状腺刺激ホルモン(TSH)レベルを調べることで、サプリメントの必要性がわかります。一般に体内の甲状腺ホルモンが上昇すると、TSHレベルは低下します。
また、起床時の体温が36.5~96.8℃の範囲に入らない人は、担当医に相談してください。
サイロイドサプリメントの選択
サイロイドサプリメントには天然由来と合成の2種類があります。合成バージョンには通常T3もしくはT4しか含まれていませんが、天然由来バージョンにはT1からT4まで全ての甲状腺ホルモンが含まれています。
注意
以下のような場合には服用量を減らすか、服用を停止するようにしましょう。
- 身体の調子が悪い
- 起床時の体温が36.7℃を越える
- 脈拍数が75を超える
- 血液検査の結果が異常
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。
よくある質問
ここで提供される情報は公表されている臨床結果に基づく一般的なもので、ご自身の担当医だけがあなたの正確なニーズを決定できることにご注意ください。
現在服用している合成サイロイドを天然由来サイロイドに変えたい考えていますが、服用量に違いはありますか?
シンスロイドのような合成サイロイドにはT4しか含まれておらず、患者によっては体内でT4が順調に活性形サイロイドであるT3に変換されないため、T3 レベルが低下したり、合併症を誘発する恐れがありますが、天然サイロイドには4つの甲状腺ホルモン(T1、T2、T3、T4)が全て含ま れているため、身体に余計な負担がかかりません。
合成サイロイドと天然由来サイロイドの間に一定の転換式はなく、服用量はむしろ個々の血液や健康の状態に左右されます。活性形サイロイドの状態は体温に現 れる ため、まずは2~3週間かけて起床時に検温してください。体温が36.5~36.7℃なら問題がなく、それより低い体温が続く場合はサイロイドが不足、高 い場合は過剰であると考えられます。
しかしながら、ワード・ディーン博士の言う通り、大切なのは血液の治療ではなく、患者自身の治療です。安静時の心拍数が毎分65~75を超えないように注 意しながら、低用量のサイロイドを服用することで、エネルギー不足、体温調節機能の低下、睡眠不足といった多くの問題を解消できます。
チエリー・ハルトゲ博士は、毎週4分の1ずつ、1ヶ月かけて合成サイロイドから天然由来サイロイドへ移行していくことを勧めています。1週目にレボチロキ シン を75mcg(通常1錠=50mcgであるため1錠半)にまで減らしたうえで、15mgの天然由来サイロイドを導入し、2週目はレボチロキシン50mcg と天然由来サイロイド30mg、3週目はレボチロキシン25mcgと天然由来サイロイド45mgを服用、4週目にはレボチロキシンの服用を停止して天然由 来サイロイドの服用量を60mgに増やし、 その後は1日につき60mgの天然由来サイロイドを連続して服用するのが、典型的治な療法です。
当然のことながら、治療は検温や血液検査の結果を参考に、患者の健康状態を見ながら行うべきですから、60mgというのはあくまで目安であり、最終的に服用すべきサイロイドの量は個人によってこれより多い場合もあれば少ない場合もあるでしょう。
ビタミンやミネラルをはじめとする他製品との組み合わせに関する質問ですが、現在私が服用している合成サイロイドは、服用から4時間以内に他のビタミン類を服用すべきではないとされています。天然由来サイロイドにも同じことが言えますか?
一部のビタミンにはサイロイドの放出を増加させる恐れのあるヨウ素が含まれていますが、その懸念があるのは、お互いの服用量が高用量である場合に限られて いることから、貴方が服用している合成サイロイドの製造元が、どうしてそのような但し書きをつけているのか理解に苦しみます。
IASでは天然サイロイドサプリメントとビタミン類を併用しても、何の問題もないと考えています。
天然由来サイロイドは空腹時に服用すべきですか、食事とともに服用すべきですか?
製造元からの特別な指示はありませんが、ほとんどの製品が脂溶性であることから、高タンパク質な食べ物を避けながら、食事とともに服用する方が望ましいでしょう。
定期的にサイロイドの服用を休止するべきですか?
あらゆるタイプの治療(特にホルモンの場合)は、途中で服用パターンや服用量を変えたり、服用停止期間を設ける必要があると考えられています。特にサイロイ ドは潜在的に低下調節の傾向があるため、補い過ぎるとサイロイドの自己生産が不足することになります。ただし、合成サイロイドに含まれる甲状腺 ホルモンはT3もしくはT4に限られているため、休止期間の必要性は非常に稀でしょう。
これまで私はシンスロイド0.112mgを服用してきましたが、どの製品が一番近いでしょうか?
シンスロイドにはT4 が含まれていますが、これを機会に、より優れた製品であるとされる天然由来サイロイドへの移行をお考えになってみてもいいでしょう。
天然由来サイロイドを購入した者ですが、いくつか質問があります。現在1日に 100mgのレボチロキシン (T4 )を服用していますが、天然由来サイロイドの1日の服用量はどれくらいですか?最初は低用量から始めるべきか、初めから現在の服用量と同量を服用するべき か、服用は1 日1回にすべきか、2回に分けるべきか等を教えてください。
既に述べたとおり、合成サイロイドと天然由来サイロイドの間には一定の転換式がなく、服用量は個々の血液や健康の状態に左右されるため、起床時に検温することで必要量を判断するのがベストでしょう。
甲状腺機能低下症の症状がある患者の体温が36.5℃を下回る場合は、天然由来サイロイド1グレイン(60mg)を処方します。2~3週間経っても改善が 見られない場合は、もう1グレイン増やしますが、服用中は継続して毎朝の検温と脈拍数のチェックを行います。その後も甲状腺機能低下症が継続して疑われ、 体温が通常以下であり、なおかつ動揺、不安、睡眠障害、手の震え、動悸といった甲状腺機能亢進症の症状が見られる場合は、患者の脈拍数が75を超えないよ うに注意しながら服用量を増やして行きます。
サイロイドホルモンを用いた甲状腺機能低下症の治療は非常に安全で、患者の気分が優れ、体温が36.7℃を超えず、脈拍数が毎分75 を超えず、甲状腺機能の検査結果が正常である限り、服用量に問題はありません。
これらを心に留めながら、貴方の現在の服用量が低用量であることを考えると、服用量は1グレインから始め、モニタリングを受けながら調節して行くべきでしょう。
関税と消費税
1回の個人輸入で認められているサイロイド2グレインの個数は1個までです。他のサイロイド製品と同送はできません。
こちらの製品には関税はかかりませんが、製品合計金額が日本円に換算して16000円を超える場合は(日本税関の換算レート)、税関の判断により、消費税が別途で発生します。