アルド・スプレー(アルドステロン)

アルド・スプレー(アルドステロン)

腎臓の集合尿細管と遠位曲尿細管に直接働きかけて、聴力損失の原因と成り得るカリウムとナトリウムの不均衡を回復させるアルドステロンを補給することで、特に今まで補聴器をつける以外に治療法のなかった老齢性難聴だけでなく、AIED(自己免疫性内耳病)やメニエール病が原因の失聴や、平衡障害にも効果が期待できます。

感音性難聴と関係していることが多い内耳は、特にアルドステロン濃度に敏感です。アルドステロンの体内バランスが重要なのは、高血圧と疲労によって特徴づけられる、アルドステロンの過剰生産によるカリウムの血中濃度上昇が原因で引き起こされるアルドステロン症を見ても明らかです。

さらにアルドステロンレベルは、水分の吸収と消費を調節する抗利尿ホルモン(adh)の機能にも影響することから、体内の塩分や水分とも密接に結びついています。

カリウムとアルドステロンの濃度が年齢と共に減少することから、以前から老人性難聴との関係が確立されていましたが、アルドステロンの低血中濃度と聴力損失に直接的なつながりのあること、突発性難聴患者のアルドステロン血中濃度が聴覚が正常な人の半分しかないことも明らかにされています。